初心者のためのクレジットカード金利ガイド

クレジットカードで分割払いを利用する時、一般的に3回以上の分割の場合は金利手数料がかかります。では、そもそもクレジットカードの金利とはどのようなものなのでしょうか?今回は初心者の方のためにクレジットカードの金利についてまとめました。

クレジットカードを利用するとき分割払いを選択した場合、金利手数料が発生します。金利手数料はクレジットカードや分割の回数によって異なりますので、自分の持っているクレジットカードの金利手数料をしっかり把握しておく必要があるのです。

しかし、クレジットカードの金利ってややこしくて理解するのが大変ですよね。

そこで今回は、初心者の方のためにクレジットカードの金利について解説していきます。初心者の方でも分かるよう噛み砕いで説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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クレジットカードの金利とは?

まずはクレジットカードの金利手数料について簡単にまとめてみましょう。クレジットカードには分割払いが利用できますが、一般的に3回以上の分割払いにする場合は金利手数料がかかります。

金利手数料率はクレジットカード会社によって異なりますが、だいたい10%~20%と比較的高いです。簡単に言えば、分割払いを利用する場合は、商品の値段を払うだけでなく、分割払いを利用するための手数料を上乗せして支払わなくてはいけません。

利用できる分割の回数はクレジットカードによって異なります。代表的なクレジットカードの分割回数と金利は下記の表の通りです。

Japense Credit Card Compering Chart

金利がかかっても使いたい?クレジットカードの分割払いのメリット

クレジットカードの分割払いには、たとえ金利がかかっても利用したいメリットがあります。それは、1回の支払額が少額で済むため、高額な商品にも手が届くという点です。

また、クレジットカードの分割払いは金利手数料を払うことで、支払い期限を伸ばしてもらうことができますので、家計の計画が立てやすいというメリットも。クレジットカード会社によっては2回または3回までは金利手数料が無料で利用できるものもありますので、商品購入へのハードルを下げることができるでしょう。

さらに、商品の購入時は一括でクレジットカードを使って支払い、後から分割払いにできる場合もあります。金利手数料はかかりますが、支払へのハードルが下がるというという点は大きなメリットだと言えるでしょう。

金利を払う価値あり?クレジットカードの分割払いのデメリット

クレジットカードの分割払いのデメリットは、何と言っても金利手数料がかかる点です。金利12.04%のクレジットカードで、10万円の品物を10回払いで購入した時の支払い総額は105,600円。つまり、一括で購入する場合よりも5,600円プラスした金額を支払わなければいけません。ちなみに海外でのショッピングでは分割払いは利用できませんので、覚えておきましょう。

分割金利手数料を加えたクレジットカード支払い額の計算方法

クレジットカードで分割払いを利用した場合、1回の支払い金額は下記のようになります。

1回の支払い総額=(商品の値段)+(分割金利手数料)/分割回数

例えば金利12.04%のクレジットカードで、10万円の品物を10回払いで購入した時、100円あたりの分割手数料は5.60円なので、分割手数料は

10万円×0.56=5,600円

となり、支払い総額は

10万円+5,600円=105,600円

です。つまりこの場合は、10万円のものを1回で払えば10万円、10回に分割して支払うと5,600円の手数料がかかるということ。

総額を10回に分割して支払いますので、1回あたりの支払額は

105,600円/10=10,560円

となります。

ポイントは、重要なのは金利手数料率ではなく100円あたりの手数料だということ。

100円あたりの手数料はクレジットカードのホームページに掲載されている場合もありますし、手っ取り早く支払い総額が知りたい方は日本クレジット協会のホームページでも金利計算のシミュレーションができます。

クレジットカードで分割払いをする時は金利手数料を忘れずに!

今回は初心者の方のために、クレジットカードの金利についてご紹介しました。クレジットカードの分割払いは非常に便利ですが、3回以上の場合は金利手数料がかかりますので、計画的に利用するようにしましょう。

注意 : クレジットカードの申し込み・利用には常にリスクが伴います。申し込みや利用は常に自己責任においてお願いいたします。