近年その被害額が増えている振り込め詐欺。「オレオレ詐欺」だけでなく、さまざまな手口があるのをご存知ですか?
そこで今回は、2019年に知っておきたい振り込め詐欺の手口についてまとめてみたいともいます。
実は振り込め詐欺の手口はひつとではありません。この機会にどのような振り込め詐欺があるのか確認し、詐欺の被害を未然に防ぐようにしましょう。
振り込め詐欺の手口とは?
振り込め詐欺には主に以下6つの手口があります。
- オレオレ詐欺
- 融資保険金詐欺
- 還付金詐欺
- 架空請求詐欺
- 騙されたふり作戦詐欺
- あなた被害に遭っています詐欺
オレオレ詐欺
オレオレ詐欺は一般的によく知られている「オレオレ」と名乗ることから始まる詐欺のこと。警察庁の「特殊詐欺被害」によると認知件数は平成29年1月~10月は6,647件、平成30年1月~10月は7492件となっています。
融資保険金詐欺
融資保険金詐欺は、架空の融資を持ちかけて、融資金を騙し取る詐欺のことです。大企業のロゴなどを使い安心させてお金を騙し取るという方法が取られています。
還付金詐欺
還付金詐欺とは、還付金を振り込むふりをして逆にお金を奪うという手口の詐欺です。「一度振り込めば必ず戻ってくる」と言って被害者を安心させ、最後にはお金を騙し取られてしまいます。
架空請求詐欺
架空請求詐欺とは、「法務省管轄支局民事訴訟管理センター」や「国民訴訟通達センター」などいかにもありそうな公的機関の名前を使って「料金が未払いで、このままでは訴訟を起こされるので料金を払え」と要求してくる詐欺です。慌てて振り込んでしまうと、犯人の思うツボとなってしまいますので注意しましょう。
騙されたふり作戦詐欺
騙されたふり詐欺は少し複雑。まず、犯人から「オレオレ」と電話がかかってきます。被害者はその時点では詐欺に引っかからず電話を切ります。すると今度は警察を名乗る者から電話がかかってきて、犯人を逮捕するのでお金をとりあえず渡すと言って犯人をおびき寄せて欲しいと頼まれるのです。
被害者は自分のお金を持って犯人をおびき寄せ、そこに警察も同行します。お金はいずれ返ってくるのかと被害者が思っていても大間違い。犯人と警察はグルで、結局お金を奪われてしまいます。
あなた被害に遭っています詐欺
あなた被害に遭っています詐欺は、警察を名乗る者から「あなたは詐欺の被害に遭っています」と電話が来て、あとで返却するから別口座にお金を移してほしいと言われ、結局そのお金を奪われてしまう詐欺です。
振り込め詐欺は事前に防ぐことができる!
今回は振り込め詐欺について解説しました。振り込め詐欺の手口は年々巧妙化し、被害に遭う人が後を断ちません。ぜひ本記事を参考に、詐欺の被害に遭わないよう気をつけて生活しましょう。