銀行預金と株式投資、どちらも資産を保管したり増やすたりすることができますが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。資産運用に関して調べていると必ずと言って良いほど目にする銀行預金と株式投資という言葉。
本記事では、そもそも銀行預金とは?株式投資とは?という基礎知識から、両者の違いまでを解説していきます。
両者の違いが何となくしか分からないという方は、ぜひ最後までご覧ください。銀行預金と株式投資の違いを明確にすることで資産運用への知識がさらに高まるはずです。
銀行預金とは?
銀行預金とは、資産を銀行に預ける運用方法です。銀行預金には以下の7種類があります。
普通預金 | 自由に預け入れ、払い戻しができる預金口座 |
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定期預金 | 預け入れ期間を決めて満期日になったら引き出せる |
総合口座 | 普通預金と定期預金、公共債などの長所を組み合わせたもの |
当座預金 | 手形や小切手の支払いに使われる預金 |
貯蓄預金 | 基準残高以上あると、普通預金より金利が高くなる預金口座 |
大口定期預金 | 1000万円から預入れ可能な定期預金 |
積立定期預金 | 毎月預金の積み立てをする定期預金 |
銀行預金の特徴としては、金利がもともと明確となっており、元本割れすることはまずないということです。銀行預金によっては金利が高いものもあり、預けているだけでお得になるものもあります。
株式投資とは?
株式投資とは、企業が発行する有価証券を購入し、変動を利用して利益を得る投資方法のことです。株価は毎日変動します。買った時よりも株が値上がりし、値上がりしたタイミングで売ればその分利益となりますね。
また、株式投資には、株主優待制度というメリットもあります。これは株主になることで独自商品やサービス等の特典を受けられるサービスのこと。最後に、株式投資には配当金というシステムもあります。配当金とは、株式会社が利益を上げた場合に、利益の一部を株主に還元するという制度。利益の大きな会社ほど配当金も大きくなりますので、業績が上向きな企業や新事業に参入する予定のある企業の株を買えば、配当金が期待できます。
銀行預金と株式投資の違い
ここでは、銀行預金と株式投資を表で比べてみましょう。
銀行預金 | 株式投資 |
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金利は固定 | 株価は常に変動 |
銀行によって金利は異なる | 銘柄によって金利は異なる |
手数料は基本的に無料 | 証券会社の手数料がかかる |
元本割れしない | 元本割れする可能性も |
銀行が破綻しても元本は保証される | 会社が倒産したら元本は保証されない |
元本を増やすのは難しい | 元本が何倍にも増える可能性あり |
保管するなら銀行預金!増やすなら株式投資
今回は銀行預金と株式投資を比べました。それぞれメリットとデメリットがありますので、よく比べてみてください。安定して保管するなら銀行預金、元本を大胆に増やしたいなら株式投資がおすすめです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。