住宅ローンの支払いがきつい・・・そんな風に感じている人はいませんか?住宅ローンを組んだ時は無理のない計画で組んだとしても、病気や怪我、出産や親の介護など、人生何が起こるか分かりませんよね。
では住宅ローンが支払えなくなった場合はどのように対処したら良いのでしょうか。
そこで本記事では住宅ローンが支払えない時の対策を4つご紹介していきます。住宅ローンが支払えない時、具体的にどうなってしまうのかについても書きましたので、ぜひ最後までご覧ください。
住宅ローンが支払えない時の対策4選
住宅ローンが支払えない時の対策は4つ。
- リースバックする
- 親子間売買をする
- 任意売却する
- 競売にかける
それでは一つ一つみていきましょう。
リースバックする
住宅ローンが支払えない場合は、リースバックするという方法もあります。リースバックとは住宅をリースバック業者に売却し、リースバック業者からその住宅を賃貸として借りることで住み続ける方法です。相談者はリースバック業者に売却し、業者は相談者に買取金額を支払います。賃貸として済む場合、相談者は毎月の家賃をリースバック業者に支払う仕組みです。
親子間売買をする
親子間売買をするという方法もあります。これは、例えば子どもが住宅ローンを支払えなくなった時に親がその住宅を買い取り、子どもはそこに住み続けるという方法です。ただし親子間売買の場合は銀行から融資が受けづらくなるというデメリットも。また、親子間で金銭トラブルを起こしてしまう可能性もあります。
任意売却する
任意売却とは、相談者が任意で住宅を売却することです。競売と似ているように思えますが、競売は相談者に売却価格などの決定権がなく、売却価格も安価ですが、任意売却の場合は相談者が買い取り者と売却価格などを交渉することが可能です。交渉によっては引っ越し代が出ることもありますので、どうしても住宅ローンが支払えない場合は競売にかける前に任意売却をするのがおすすめです。
競売にかける
住宅ローンの支払いが3ヶ月~6ヶ月滞った場合は、自宅が競売にかけられます。つまり家を売って、残りの住宅ローンを返していくのですね。競売の場合は家の持ち主(債務者)に債権者や裁判所に対する交渉権はなく、住宅が落札されれば強制的に家を出なければいけません。競売は住宅ローンが支払えない時の最終手段だと言えるでしょう。
住宅ローンを支払わない場合どうなるの?
住宅ローンを滞納すると、以下のような流れとなっていきます。
- 金融機関から支払いを催促される
- 金融機関から家の売却を勧められる
- 半年以上住宅ローンを滞納すると競売にかけられる
少しでも住宅ローンが滞ると住宅を手放さなければいけないように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。支払いの滞納が半年以下の場合、まずは金融機関から支払いを催促され、家の売却を勧められます。半年以上住宅ローンを滞納してしまうと強制的に競売にかけられてしまう可能性がありますので注意が必要です。
住宅ローンが支払えなくても解決法はある
今回は住宅ローンが支払えない時の対策についてご紹介しました。住宅ローンが支払えないと家を手放す不安を感じるかもしれませんが、リースバックや親子間売買など、実はいろいろな解決策があります。
住宅ローンの支払いが厳しい時は、すぐに悲観したりせず、本記事を参考にどのような解決策があるか検討してみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。